えりログ

戦略的ぷりぷり

立つ位置が違うと、物事の捉え方はどう変わるのか

 

ニューヨークのことについて色々と思い出しながら書き出していたら、当時の記憶が蘇ってきました。

 

まだ渡米して数ヶ月で会話もままならない頃、語学学校の先生が話していた印象的な内容について思い出しました。

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▲あくびの最中。

 

それが第二次世界大戦真珠湾攻撃と原爆投下について。

 

この二つは第二次世界大戦を語る上で、避けては通れない出来事だと思います。

 

もちろん、学校の教科書にも記載があります。

教科書には原爆投下については数ページに渡り詳細が書かれていますが、真珠湾攻撃については数行しか説明がありません。

 

アメリカの教科書では、全く逆なんだと先生が教えてくれれました。

 

日本に原爆を投下したことについては数行のみ、真珠湾攻撃についてはとても詳しく書かれているとのこと。

 

原爆投下と真珠湾攻撃という事実は日米共に変わりはないのに、立場によってそんなに捉え方が違うのだと衝撃を受けました。

「されたこと」ばかりにフォーカスしてしまうのだと。

 

それは当たり前の感情かもしれないけれど、私にとって世界が狭まってしまう気がします。

当時の私は、世界が広がるとはこういうことなのか!と感じたことを覚えています。

 

自分自身や気持ちを大切にすることはとても大切だけど、色々な立場から物事をみて気付けるようになりたいです。